内視鏡AIによるがん早期発見
消化管のがんは内視鏡検査でしか早期に確定診断できないが、その診断は医師の目に頼っており、熟練した専門医でも早期がんの2割ほどを見逃してしまうというのが、医療現場の当たり前だった。
内視鏡の画像をAIに学習させ、医師の目を補う仕組みに変えることで、専門医でも見逃してしまうような早期のがんを検出できるようにし、世界中どこでも質の高い診断を受けられる状態を目指した。
株式会社AIメディカルサービスは、胃や食道、大腸といった消化管のがんを内視鏡検査で見逃さないようにするための、画像診断支援AI(人工知能)を開発する日本の企業である。対象となるのは、消化管のがん検診や治療にあたる医師や医療機関、そして内視鏡検査を受けるすべての患者である。 同社が開発する「gastroAI」シリーズは、内視鏡の画像から胃がんの疑いがある部分や大腸のポリープをAIが検出し、医師の診断を補助するソフトウェアである。国内では医療機器としての製造販売承認を取得した製品を複数展開しているほか、アメリカやシンガポール、タイなど海外にも拠点を広げ、内視鏡医が不足している国や地域でも質の高いがん診断を受けられる仕組みづくりを進めている。 2017年の創業以来、100を超える医療機関との連携を通じて集めた大量の内視鏡画像データをもとに研究開発を重ね、静止画や動画からの胃がん・食道がんの検出に関する論文を世界に先駆けて発表してきた。
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