工学

ごみ収集を、スマートカード一枚で変える

Greentsika(グリーンツィカ)

マダガスカル・トリアラ出身のチームリーダーは、組織的なごみ収集の仕組みが整っていないために土地や水源が汚染され、健康被害や資源の浪費につながっている現状を身近に経験し、2017年にGreentsikaを立ち上げた。

ごみ収集は自治体や専門業者がインフラとして整備するものであり、整備が追いつかない地域では住民が不法投棄や野焼きに頼らざるを得ない、という当たり前(世界銀行の数字では20億人以上が適切なごみ収集サービスを利用できていないとされる)。

Greentsikaは、クラウドシステム・モバイルアプリ・リアルタイムGPS追跡を組み合わせ、月額制の戸口(ドアツードア)ごみ収集サービスを構築した。利用者にはスマートカードを発行し、回収員が訪問時にカードをスキャンすることで支払い状況や収集履歴を記録・管理している。

マダガスカル・トリアラの家庭や、ホテル・レストラン・学校などの法人を対象に、月額制の戸口ごみ収集サービスを提供している。あわせてリサイクル・堆肥化・啓発活動や、清掃用品の販売・レンタル、荷物配送の代行なども行う。1,000世帯以上が加入し、約20名の雇用を生んでいる。

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