軍関係者と共同開発するパーソナルケア製品
パーソナルケア製品は、都市部の洗練された消費者に向けて作られ、広告のイメージや見た目の良さで選ばれるものだ、というのが業界の当たり前とされてきた。
見た目やイメージで選ばれる製品ではなく、最も過酷な環境で実際に使う人たちと一緒に開発し、機能そのもので選ばれる製品を作った。
Bravo Sierraは、アメリカ・ニューヨークに拠点を置く企業で、現役の米軍兵士たちと共同で開発したパーソナルケア製品を展開している。対象となるのは、過酷な環境でも機能する製品を求める現役・退役軍人、そして誠実な作り方の製品を求める一般消費者である。 同社の製品開発は、既存の消費者調査ではなく、米陸軍レンジャー部隊など特殊作戦部隊の隊員による実地でのテストを起点にしている。シェービングフォーム、デオドラント、日焼け止め、除菌ワイプなど、日常の衛生管理に欠かせない製品を、暑さや乾燥、水が使えない状況など、最も厳しい条件下で繰り返し試し、そこで得られたフィードバックをもとに処方を改良していく。 この開発手法により、パラベンや硫酸系界面活性剤などを含まない、ビーガンでクルエルティフリーな処方でありながら、実際に機能する製品を作ることができている。さらに同社は、全売上の5%を軍人・退役軍人とその家族を支援するプログラムに還元しており、製品の機能性と社会的な還元を両立させる事業モデルを採っている。
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