工学・農学・理学

精密で化学物質を使用しない雑草制御と運用の自律性を提供することにより、農業に携わる人々の生産性を高め、安全性を向上させ、生活の質を高める、AI駆動のロボティクスを設計すること

Carbon Robotics

レーザーによる自律型雑草除去ロボット

農業における雑草対策は、除草剤を散布するか、人手で草取りをするしかない、というのが長年の農業の当たり前とされてきた。

化学薬品や人手に頼るのではなく、AIが雑草だけを見分け、レーザーでピンポイントに焼き切るという方法に置き換えた。

Carbon Roboticsは、アメリカ・ワシントン州シアトルに拠点を置く企業で、AIとレーザーを使って雑草だけを自動的に見分けて焼き切る、自律型の農業用ロボット「レーザーウィーダー」を開発している。対象となるのは、野菜や特産作物を栽培する農家であり、除草作業の人手不足や除草剤の使用に課題を抱える生産者である。 レーザーウィーダーは、トラクターの後ろに連結して畑を走行する装置で、幅は約6メートル、30基の高出力レーザーを搭載している。搭載されたカメラとAIが、走行しながら畑の作物と雑草をミリ単位の精度で見分け、雑草の成長点だけを狙ってレーザーを照射し、除草剤や耕うんを使わずに雑草を枯らしていく。 この方法によって、農薬の散布や土壌を耕す作業を減らすことができ、有機農業や土壌を痛めない持続可能な農法との相性が良い。また、除草にかかっていた人手や時間を大幅に削減できるため、労働力不足に悩む農家にとって、投資した費用を1〜3年ほどで回収できる規模の効果が見込めるという。同社は近年、この技術を応用し、既存のトラクターを自動運転化するキットの開発にも取り組んでいる。

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