工学・医療保健学

がん等の病気により声を失った方が再び声を取り戻して自由にコミュニケーションを取ることのできる世界の実現を目指します!

株式会社コロキアム

がん等で声を失った人のための人工喉頭デバイス

喉頭を摘出するなどして声を失った人がコミュニケーションを取るには、手で機器を喉に当てながら発声する電気式人工喉頭を使うか、筆談などの代替手段に頼るしかない、というのが長年の当たり前だった。

手で機器を喉に当てて操作するのではなく、ハンズフリーで装着できるウェアラブル型のデバイスにすることで、両手を自由に使いながら話せるようにした。

株式会社コロキアムは、東京都中央区に本社を置く企業で、がんなどの病気によって声を失った人向けに、ハンズフリー型のウェアラブル電気式人工喉頭「Laryphonix(レアリフォニックス)」を開発している。対象となるのは、喉頭がんの手術などにより声帯を失い、声によるコミュニケーションが難しくなった人たちである。 喉頭を摘出した人が声を取り戻す方法の一つに、機器を喉に押し当てて振動を伝えることで発声する電気式人工喉頭があるが、従来の機器は手で持って操作する必要があり、常に片手がふさがってしまうという課題があった。コロキアムが開発するLaryphonixは、身体に装着して使うウェアラブル型のデバイスで、利用者が口の形を動かす口パクをするだけで、両手を自由に使いながら声を出すことができる。 同社は、単に声を取り戻すだけでなく、利用者自身の声に近い音質を再現することにもこだわっており、声を失うことへの機能的な不便さだけでなく、自分らしさを失うことへの精神的な負担にも向き合おうとしている。

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