工学・理学

次世代のクリーンエネルギー源であるフュージョンエネルギー技術を確立させ、世界が共に繁栄する未来を実現します。

京都フュージョニアリング株式会社

核融合プラント機器の開発

核融合は「夢のエネルギー」と呼ばれ、実用化は「あと30年」と言われ続けてきた。莫大な予算を持つ国家プロジェクトが、核融合反応そのものを起こすことに挑む——それが当たり前の姿だった。反応を起こせた者が勝者になる、と信じられてきた。

核融合反応そのものを起こすことを事業にしない。どの企業がどの方式で成功しても必ず必要になる「周辺装置とエンジニアリング」に専念した。勝者になろうとするのではなく、すべての挑戦者を支える立場を選ぶことで、唯一無二の位置を築いた。

京都フュージョニアリング株式会社は、2019年に京都大学発のスタートアップとして設立された、核融合エネルギーの実現を目指す企業です。日本初の核融合ベンチャーであり、この分野の草分け的存在です。 同社が手がけるのは、核融合炉そのものではなく、その周辺にある「核融合を実現するために不可欠な装置とエンジニアリング」です。主力は3つのシステムです。 ひとつめが、プラズマ加熱装置「ジャイロトロン」。核融合を起こすには数千万度という超高温のプラズマが必要で、それを加熱するマイクロ波装置です。最先端のジャイロトロンを製造できる技術を持つ国は、世界でも日本とロシアだけとされています。1本あたり数億円、1つの炉に数十本必要になります。 ふたつめが「フュージョン熱サイクルシステム」。核融合で生まれた熱を、実際に電気として取り出す工程を担います。みっつめが「フュージョン燃料サイクルシステム」で、燃料を生成し循環させる仕組みです。 顧客は、英国原子力公社、英トカマクエナジー、米ジェネラルアトミクスなど、世界各国の研究機関や核融合ベンチャーです。世界中のどの企業がどの方式で核融合を実現しようとしても、そこに必要な装置と技術を供給できる立場を築いています。2024年には、2030年代までに実際にプラズマを燃やして発電まで行う実証プロジェクト「FAST」を始動しました。

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