社内の感謝を可視化する仕組み
職場での「ありがとう」は、口に出したその瞬間に消えてしまう一過性の言葉であり、忙しい業務の中では伝えそびれたり忘れられたりして当たり前だと考えられてきた。紙のサンクスカードも長続きしないことが多いとされてきた。
感謝の言葉を一過性のもので終わらせず、コインという目に見える形に変えて贈り合い、貯めたり交換したりできるようにすることで、感謝を日常の仕組みとして職場に根づかせた。
GrazieCoin(グラッチェコイン)は、株式会社バリューソフトウエアが開発・提供する、社員同士が感謝の気持ちを伝え合うためのクラウドサービスである。従業員は「ありがとう」のメッセージとともに社内コインを送り合うことができ、集まったコインは会社が用意した商品と交換したり、福利厚生の一環として活用したりできる。 利用のねらいは、テレワークや時差出勤が広がり、社員同士が顔を合わせる機会が減っている職場でも、感謝や称賛が自然に行き交う関係をつくることにある。感謝された回数が多い社員を集計して表彰する機能もあり、日頃は見えにくい貢献を可視化する役割も担っている。 サービスはWebとスマートフォンアプリの両方で利用でき、企業は自社の福利厚生施策として自社製品を交換商品に組み込むこともできる。バリューソフトウエアは受託ソフトウェア開発やシステムエンジニアリングサービスを主力事業とする会社であり、GrazieCoinはその技術力を生かして自社開発した製品のひとつである。
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