LGBTQIA+当事者向けの自己学習型メンタルウェルビーイングアプリ
LGBTQIA+の人々がメンタルヘルスの支援を受けるには、当事者への理解が乏しいセラピストに、自分のセクシュアリティやジェンダーを一から説明してからでないと本題に入れない、というのが長年の当たり前だった。
一対一のセラピーにこだわるのではなく、当事者自身のセラピストが作った動画コースを、自分のペースで学べる形にすることで、説明の負担なく必要なケアにたどり着けるようにした。
Kaldaは、イギリス・ロンドンに拠点を置く企業で、LGBTQIA+当事者向けの自己学習型メンタルウェルビーイングアプリ「Kalda」を提供している。対象となるのは、既存の画一的なメンタルヘルスの手段が自分に合わないと感じているLGBTQIA+当事者たちである。 LGBTQIA+の人々は、一般人口に比べて孤独感・不安・うつを経験する割合が高いとされるが、その背景には、当事者への理解が乏しいセラピストに、まず自分のセクシュアリティやジェンダーについて説明しなければならないという負担があった。Kaldaは、認知行動療法(CBT)・アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)・弁証法的行動療法(DBT)に基づいた動画コースを、すべてLGBTQIA+当事者の臨床専門家が作成・監修する形で提供し、自分のペースで取り組めるセルフガイド型のサービスを実現した。 同社は、匿名性を前提とした設計や、生涯利用できる定額プラン、支払い能力に応じたペイ・ワット・ユー・キャン(自分で払える分だけ支払う)方式を採用しており、コミュニティの中に安全に身を置けない当事者にも配慮した設計を貫いている。
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