理学・農学

微生物で生活環境を整備する

株式会社komham

微生物による生ごみ分解処理

生ごみは焼却や埋め立てで処理されるのが一般的で、堆肥化しようとしても通常は数週間かけて複数回発酵させる必要があり、大型のプラントや専門設備が求められるため、身近な場所に導入するのは難しいとされてきた。

komhamは、独自に育てた微生物群「コムハム」を使うことで、生ごみを最短1日で最大98%まで分解する仕組みをつくった。大型プラントに頼らずとも、ソーラー発電で動く小型の処理機一つで、身近な場所での高速堆肥化を可能にしている。

株式会社komhamは、独自に開発した微生物群「コムハム」を使い、生ごみなどの有機性廃棄物を高速で分解する技術を研究・提供している。通常は数週間かかる堆肥化を、コムハムを使うことで最短1日、最大98%まで分解できる点が特徴だ。 主力製品は、ソーラー発電で自動的に稼働する独立型の生ごみ処理機「スマートコンポスト」で、自治体や商業施設、教育機関などに導入が進んでいる。分解の過程で出る二酸化炭素は、もともと生きものが取り込んだ炭素が土に戻るだけと考えられているため、焼却に比べて温室効果ガスの排出を抑えられるとされている。 近年は、生分解性プラスチックを分解する微生物の研究や特許取得も進めており、国内での実証実験に加えて、東南アジアなど海外での資源循環事業にも取り組みを広げている。

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