看護学・医療保健学

ケアと安らぎ、そしてつながりを通じて、アフリカに統合されたケアの仕組みを築く。

MyQura

在宅ケアと介護人材を支える基盤

ナイジェリアでは介護を担う人材の訓練が整っておらず、家族が病人や高齢者の世話を一人で抱え込みがちで、救急搬送の手段も限られるなど、質の高いケアは一部の裕福な人だけが受けられる特別なものだと考えられてきた。

訓練を受けた介護人材の育成と派遣、救急車による搬送サービス、家族が見守れるアプリを一つの仕組みとしてつなぎ、質の高いケアを暮らしの一部として誰もが利用できるものに変えた。

MyQura(マイクーラ)は、ナイジェリアで生まれた、アフリカ発の統合型ケアサービスである。対象となるのは、高齢の家族や病気からの回復期にある家族の世話に悩む人々、そして介護の仕事に就きたいと考える人々だ。 利用者はアプリを通じて、訓練を受けた介護人材による在宅ケアサービスを依頼できるほか、緊急時には24時間対応の救急車サービスを呼ぶことができる。介護を受ける本人の体調や行動の変化はアプリで記録され、離れて暮らす家族もその様子を確認できる仕組みになっている。 あわせて、介護人材を育成するオンライン学校を運営しており、資格取得やメンター制度を通じて、ナイジェリア国内外で通用する介護スキルを学べる機会を提供している。将来的には20床規模の入所型ケア施設の開設も計画しており、介護を受ける人と担う人の双方を支える仕組みを、地域に根ざした形でアフリカ全土に広げていくことを目指している。

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