従業員向けメンタルヘルスケアのオンラインプラットフォーム
メンタルヘルスの支援を受けるには、まずかかりつけ医の紹介状を取得し、順番待ちのリストに載って何週間、何か月も待たなければならない、というのがヨーロッパの医療制度における長年の当たり前だった。
紹介状や順番待ちに頼るのではなく、企業が福利厚生として提供する匿名のプラットフォームを通じて、必要なときにすぐ心理士につながれる仕組みを作った。
OpenUp B.V.は、オランダ・アムステルダムに拠点を置く企業で、企業の福利厚生として従業員とその家族に提供する、メンタルウェルビーイング支援のオンラインプラットフォームを運営している。対象となるのは、従業員のメンタルヘルスに投資したいと考える企業と、専門家に相談したいと考える従業員たちである。 ヨーロッパでは、メンタルヘルスの不調を抱える人の3人に1人しか、必要な治療を受けられていないとされる。従来の医療制度では、かかりつけ医の紹介を経て順番待ちのリストに載り、数週間から数か月待たされることも珍しくなかった。OpenUpは、企業が契約することで、従業員が匿名かつ紹介状なしで、心理士・ライフスタイル専門家・ファイナンシャルカウンセラーとのセッションにすぐアクセスできる仕組みを構築した。 同社のサービスは、1対1のセッションだけでなく、グループセッションや自己学習型のオンラインコースも提供しており、35以上の言語に対応している。雇用主は個々の従業員の利用状況を把握できない設計になっており、プライバシーに配慮しながら、燃え尽き症候群など深刻な症状に至る前の段階で従業員を支援することを目指している。
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