経済・経営・商学

大切なペットの医療費を、みんなで支え合う仕組みに。

Skeepy Pet Solutions Limited(スキーピー)

ペット向け医療費保障サービス

ナイジェリアでは動物病院での診療費や手術費が高額になりやすく、ペットが病気やけがをしたときの費用は、飼い主がそのつど大きな出費として一括で抱え込むしかない、というのがこれまでの当たり前だった。

人間向けの医療保険と同じ仕組みをペットに応用し、毎月や四半期ごとの定額の掛け金を積み立てておくことで、突発的な高額治療費に分割払いのように備えられる「ペット向けHMO」に変えた。

Skeepyは、ナイジェリアで初めてのペット向けHMO(健康維持機構)を運営するペットテック企業である。四半期または年間契約の保険プランに加入することで、日常的な予防接種や健康診断だけでなく、急な手術や治療にかかる費用もカバーされる仕組みを提供している。手術費用の上限はプランによって異なり、加入者が毎月支払える範囲の保険料で、突発的な高額の医療費に備えられるように設計されている。 提携する動物病院は、専用のウェブダッシュボードを通じて保険の適用状況を確認し、治療後の請求手続きを行うと、およそ2週間で保険金を受け取れる。これまでラゴスやレクキなどの病院が個別に行っていた「治療費の分割払いを認める」といった非公式な対応に代わって、あらかじめ保険料を積み立てておくことで、飼い主にも病院にも予測可能な形で費用をやり取りできるようにしている。 保険事業に加えて、ナイジェリア国内のペットの飼育状況やワクチン接種の記録を集めた全国規模のデータベースの構築も計画している。ペット向けの保険にはまだ専門の規制当局が存在しないため、獣医師を管轄する団体の認定を受けた病院とのみ提携することで、信頼性を確保しながら事業を進めている。

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