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アフリカの農村金融市場向けに、区画レベルの土地インテリジェンス(情報基盤)を構築し、未開拓の土地を信頼できる金融インフラへと変革する

Terrafy Africa Inc.

農村部の土地情報デジタル化による金融包摂

アフリカの農村部に暮らす土地所有者は、正式な地権を証明する記録が整っておらず、銀行や保険会社から融資や保険サービスを受けられない、というのが長年の構造的な課題とされてきた。

融資や保険を提供する側になるのではなく、その手前にある信頼できる土地情報の基盤そのものを作ることに徹した。

Terrafy Africaは、ケニア・ナイロビに拠点を置く企業で、アフリカの農村部にある未整備の土地情報を、区画単位でデジタル化・検証し、金融機関が安心して活用できる記録に変えるサービスを提供している。対象となるのは、農村の土地所有者に融資や保険、気候変動対応の金融商品を届けたい銀行・保険会社・開発金融機関などである。 アフリカの農村部では、土地の権利関係が公式な記録として整備されていないことが多く、金融機関は土地を担保にした融資や保険の引き受けを行いたくても、その土地が本当に誰のものか、正確な情報を得られないという課題を抱えていた。Terrafy Africaは、現地の調査員による実地データ収集と、衛星画像などを使った地理空間分析、検証プロセスを組み合わせ、区画ごとの土地情報を金融機関が使える記録として整備している。 同社自身は融資や保険を提供するわけではなく、あくまでそうした金融サービスを提供する機関のための基盤インフラという立ち位置を取っている点が特徴である。現時点ではケニア国内に集中して事業を展開しており、2026年時点で2万区画以上の土地情報をデジタル化している。

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