オープンソースの自動運転OS「Autoware」
自動運転技術の開発は、莫大な資本を持つ一部の巨大企業だけが取り組める領域であり、その恩恵も限られた企業だけが独占するものだ、というのが自動車業界における長年の常識だった。
一社で技術を囲い込むのではなく、自動運転ソフトウェアをオープンソースとして無償公開することで、大学・企業・自治体・個人の誰もが開発に参加し、恩恵を受けられるようにした。
TIER IV(株式会社ティアフォー)は、東京都品川区に本社を置く企業で、世界初のオープンソース自動運転ソフトウェア「Autoware」の開発と、それを活用したプラットフォーム事業を展開している。対象となるのは、自動運転技術の実証・実装を進めたい自治体、自動車メーカー、公共交通事業者などである。 自動運転技術の開発は、Googleをはじめとする巨大資本を持つ企業が先行しており、一社で対抗するには限界があった。TIER IVは、自動運転に必要な認知・判断・操作の3機能を担うソフトウェア「Autoware」を無償のオープンソースとして公開し、誰でも自由に改造・利用・開発に参加できるようにした。この仕組みにより、世界中の大学・企業・開発者が同じ基盤の上で技術を磨き合う環境が生まれている。 同社は、Autowareを軸にした自動運転プラットフォーム事業に加え、車両の運行管理や遠隔監視を行うクラウドサービスも提供しており、2017年には日本で初めて一般公道におけるレベル4(無人運転)の自動運転に成功した。茨城県境町や福井県永平寺町など、全国各地の地域交通の現場で技術の社会実装が進んでいる。
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