体育学・工学・人間科学(心理学)

地球とつながるよろこび。

株式会社ヤマップ

電波の届かない山でも使える登山地図GPSアプリ

登山中に自分の位置を把握するには、紙の地図とコンパスを使いこなす「読図力」を身につけるか、数万円する専用のGPS端末を購入するしかなく、誰もが安全に山を歩ける環境ではなかった、というのが登山における長年の当たり前だった。

紙の地図や高価な専用機器に頼るのではなく、スマートフォンに地図データを事前にダウンロードしておくことで、電波が届かない山の中でもGPSだけで現在地を把握できるようにした。

株式会社ヤマップは、福岡県福岡市に本社を置く企業で、登山地図GPSアプリ「YAMAP(ヤマップ)」を開発・運営している。対象となるのは、登山・アウトドアを楽しむ愛好家や、これから自然に触れてみたいと考える人々である。 登山では、電波の届かない山の中で自分の位置を把握するために、紙の地図とコンパスを使いこなす読図力が必要とされるか、数万円から10万円ほどする専用のGPS端末を用意するしかなかった。YAMAPは、GPS衛星からの位置情報は電波が届かない場所でも受信できるという原理に着目し、地図データをあらかじめスマートフォンにダウンロードしておくことで、電波なしでも現在地を確認できる仕組みを実現した。 同社のアプリは、単なる地図ツールにとどまらず、登山の記録を残し、他の登山者と共有できるコミュニティとしての機能も備えている。「ツール」と「コミュニティ」という2つの役割を1つのアプリで提供する設計を貫いており、国内登山人口の一定割合が利用する規模にまで成長している。近年は、自治体・企業向けに登山道整備や遭難対策などのソリューションも展開し、テクノロジーで自然と都市をつなぐことを目指している。

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